ポルシェが10月16日に世界初公開したミッドシップの新型スーパースポーツ『ミッションS』が、SNSで話題となっている。「かっこよ!!」「振り切った内装はさすが」など、デザインや内装、スマートフォンを活用したコックピットに称賛の声が相次いでいる。
◆歴史的名車からの継承と革新
ポルシェ ミッションSミッションSは『911』の上位に位置づけられる新モデルを示唆するビジョンモデルだ。
ポルシェは、911に加えて初めて常時ラインナップに並ぶスーパースポーツカーの導入を計画している。ポルシェのスタイル部門責任者のトビアス・ズールマン氏は「ミッションSは先見性のある包括的なデザイン戦略の成果であり、将来の製品ポートフォリオへと落とし込んでいく基本的な戦略の方向性を示している」と述べた。
エクステリアは、魚雷型フェンダー、象徴的なルーフライン、ワイド&ローなプロポーションを核に構成される。「フローティングボリューム」と呼ぶ表現を採用し、浮いているように見える曲面が彫刻的な外観を生み出している。
ポルシェ ミッションS
デザインの参照元は歴史的なポルシェの名車群だ。丸型ヘッドライトと魚雷型デザインは911を踏襲し、ライトのグラフィックに溶け込むシャットラインは「911 Gモデル」へのオマージュとなっている。フラットなフロントデザインは1998年のル・マン24時間で総合優勝を果たした「911 GT1」から着想を得ており、ダイナミックなルーフラインはスーパースポーツカー「959」を彷彿とさせる。
ホイールは「928」の象徴的な「ダイヤルデザイン」を基に、軽量化を追求した新たなデザインコンセプトを採用した。「917」のラジエーターファンを彷彿とさせる冷却システムや、完全に一体化したアクティブリアウイングも搭載する。
◆ドライバー重視のインテリア、センターディスプレイなしのコックピット
ポルシェ ミッションSインテリアのデザインは、「550スパイダー」や「356」といった歴史的なポルシェのスポーツカーを基にしている。ダッシュボードとドアには2本の特徴的なラインが走り、「車内の奥深く」に座る独特の感覚を演出する。アナログとデジタルのコントロール類をシームレスに融合させ、伝統的なスイッチやボタンとモダンなディスプレイを組み合わせた人間工学に基づくレイアウトを実現している。
カラーリングはホワイト、グレー、レッドの色調で、ファーンホワイトメタリック、ライトレッドメタリック、ブラッククロームなどが用意される。
ドライバー体験における最大の特徴は、ダッシュボードへの常設センターディスプレイおよび助手席側ディスプレイを意図的に搭載しないことだ。その代わりに、MagSafeテクノロジーに対応した格納式スマートフォンシステムを採用し、ナビゲーションや情報表示に活用できる設計とした。
ステアリングホイールの後ろには5つの丸型メーターを配置。中央にはアナログの針を備えたレブカウンターがあり、走行モードに応じてドライバーの視界に近づく仕組みで、丸型メーターの配置も走行モードに合わせて変化する。
◆SNSの反響は
ポルシェ ミッションSと550スパイダーX(旧Twitter)ではデザインについて、「ポルシェのミッションS、917の冷却ファンみたいなのある!かっこよ!!」「デザイン綺麗だなぁ。最近のポルシェ911のエッセンスを含みつつ、959のような大胆だけど流麗なプロポーション いやぁ、ポルシェ良いな~!」といった、歴史的名車の要素を見つける声や、「ポルシェミッションSいいっすね」「公開されたポルシェミッションSかっこよすぎ」との称賛が投稿されている。
内装に関しては「ミッションSの内装めっちゃかっこいい」「あのくらい振り切った内装はさすがよ」と評価する声がある。センターディスプレイを持たない点には「ディスプレイ付いてないの良いね ナビも音楽もスマホ1台で完結する時代だもの」「ナビがなくiPhone MagSafeで代用。理想のインターフェイスで次期911もこうであって欲しい」と好意的なコメントが見られた。
価格や搭載エンジンへの関心も高く、「乗りたいけどフェラーリ並みの値段しそう」との声や、「ボクサーエンジン好きにはたまらんね」といったコメントも寄せられている。










