6種類のセキュリティソリューション、VicOneが展示へ…人とくるまのテクノロジー展 2026

VicOneのブースイメージ
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自動車向けサイバーセキュリティ企業のVicOne(ヴィックワン)は、5月27日(水)~29日(金)にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」に出展する。

ヴィックワンはトレンドマイクロの子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーだ。

同社が2026年3月に発表した「2026年 自動車サイバーセキュリティレポート」によれば、2025年に報告された自動車サイバーセキュリティインシデントは610件と、前年の約2.84倍に急増した。

攻撃の対象は車載システムにとどまらず、充電インフラにまで拡大しており、業界全体でのセキュリティ対策強化が急務となっている。

現在、自動車業界ではエンジン車を中心とする従来型車両が世界の保有台数の主流を占める一方、ソフトウェアで車両機能を定義するSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)やコネクテッド技術、AIを搭載した次世代車両の量産化が急速に進んでいる。

「人とくるまのテクノロジー展」は、公益社団法人自動車技術会が主催する国内最大級の自動車技術専門展示会で、国内外から600社以上が出展する。

ヴィックワンはノース会場 N86ブースにて、複数の製品・ソリューションを紹介する。

SBOM・脆弱性管理ツール「xZETA」は、ゼロデイ・未公開を含む脆弱性や脅威を可視化するスキャンツールだ。

エッジAI向けセキュリティソリューション「xPhinx」は車載エッジAIの安全性をリアルタイムで確保する。

車両サイバー脅威インテリジェンスプラットフォーム「xAurient」は、攻撃経路を特定し脅威の背景を可視化する。

車載IDPS「xCarbon」は重要なECUをサイバー攻撃から守る軽量な侵入検知・防御システムだ。

次世代VSOC用プラットフォーム「xNexus」は、車両への脅威を精密に可視化するVSOC支援プラットフォームだ。サイバーセキュリティ対策支援サービス「TARA」/ペネトレーションテスト「xScope」も展示する。

また、インテリアス・モビリティ社との技術協業による実機展示も行う。クアルコムSoC上にQNXを実装し、その環境でヴィックワンの車載IDPS「xCarbon」を動作させる構成を実機で紹介する。

展示会期間中、ヴィックワンは2つの講演セッションに登壇する。

5月28日(木)14:00~14:20には「モビリティDXイノベーションステージ」にて、執行役員 技術統括 シニアディレクターの原 聖樹氏が「車載セキュリティの新局面:ハードとソフトが融合する『オーバーラップ期』の脅威とメーカーの責任」と題して講演する。

5月29日(金)9:30~12:30には自動車技術会主催の「フォーラムYOKOHAMA 2026」にて、日本地域代表 カントリーマネージャーの小田 章展氏が「自動車サイバーセキュリティに関する人材育成の取組『VCC2026』」をテーマに登壇する。

ヴィックワンは展示・講演・コンテスト開催を通じて、OEMやサプライヤーが変化する脅威環境に対応できるよう支援していく。

《森脇稔》

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