ヤマハ発動機は、学校法人立命館が5月31日に立命館大学衣笠キャンパスおよび周辺エリアで開催する第2回「衣笠アートヴィレッジフェスティバル」に参画すると発表した。
本フェスティバルは、京都・衣笠エリアを舞台に、アートを軸とした交流と創造の場を創出する地域連携イベントだ。ヤマハ発動機は立命館との産学連携によるMaaS(Mobility as a Service)の取り組みとして、低速小型EV「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」と、モビリティ向け位置情報サービス「Mobilit.E.S(モビリテス)」を活用した観光体験を提供する。
グリスロは時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスおよびその車両の総称だ。モビリテスはスマートフォンアプリを音声コンテンツや照明機器、プロジェクター、サイネージなどと連携させ、移動そのものをアトラクションにするサービスで、「すべての場所をテーマパークに変える」をコンセプトとしている。
本取り組みの企画・開発は、立命館がヤマハ発動機との社会共創プロジェクトとして学生を募集し、8学部・研究科から21名が参画した。学生ならではの視点で衣笠エリアの歴史や物語・体験などの魅力を掘り起こし、来場者にモビリテスを通じて届けることを目指している。
低速小型EV「グリーンスローモビリティ」とモビリティ向け位置情報サービス「Mobilit.E.S 」を活用した観光体験フェスティバル当日は、コンテンツを開発した学生自身がグリスロのドライバーとなり、観光客をもてなす。企画から実装、提供までを一貫して担うことで「創る・届ける・もてなす」を体現し、顧客体験を提供する。
本プロジェクトは「グリスロ(ハード)とモビリテス(ソフト)、学習と観光」を融合した新たな取り組みだ。移動を単なる手段ではなく、人の体験や学び、地域とのつながりを生み出す「体験価値」として再定義し、観光客に新しい観光体験を提供するとともに、学生にとっては学びと社会実装につながる実践の機会となる。
今後は立命館大学が掲げるKINUGASA Redesign Projectのもと、地域・学生・企業の共創をさらに発展させ、衣笠エリアの新たな魅力創出を推進していく方針だ。
第2回 衣笠アートヴィレッジ フェスティバルは5月31日 10時00分~17時00分。会場は総本山仁和寺だ。




