進化が顕著な使える「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当コーナー。今回は、車内でスマホをオーディオプレーヤーとして使うときの、その接続法について考える。注目すべき新作も登場しているので、その見どころも紹介していく。
今や多くのドライバーが車内で音楽を聴くときに、スマホをオーディオプレーヤーとして活用している。で、そのときのスマホの繋げ方も「Bluetooth接続」が選択される場合がほとんどだ。つまり、「スマホをBluetooth接続で」、これが“イン・カー・リスニング”の定番スタイルとなっている。
なおBluetooth接続が支持されているポイントは3つある。コードが不要なこと、都度の接続が自動で行われること、曲送り等の基本操作を車載機側でも行えること、これらだ。要は、利便性が高いのだ。
ちなみに車載機がBluetoothに対応していない場合は、例えば「audio-technica(オーディオテクニカ)」の『AT-FMR5BT』(価格:オープン、実勢価格:4380円前後)のようなBluetoothに対応した「FMトランスミッター」を使うと便利だ。これとスマホとがBluetoothで繫がり、当品と車載機とはFM電波で繫がる。しかも当品は選曲等の基本操作を当品の物理スイッチにて実行できるので、Bluetooth接続の利点をほぼすべて享受可能だ。
audio-technica・AT-FMR5BTところで、車載メインユニットが「Apple CarPlay」と「AndroidAuto」(以下、カープレイ)に対応している場合には、少し話が変わってくる。そうであれば「カープレイ接続」も、スマホの接続法として有力な候補と成り得るからだ。カープレイ接続では、アプリの表示をそのまま車載機のモニターに映し出せて、ほぼすべての操作を車載機のモニター上にて行える。この点はBluetooth接続より上手だ。
ただし有線接続となる場合が多く、そこのところは不利点となる。そして都度、接続する必要もある。なのでそれらを不便だと感じるのならやはり、「カープレイ対応機」でもBluetooth接続が選択されることとなる。
ところが、車載機が「ワイヤレス・カープレイ接続」に対応していれ、それら不利点は消えてなくなる。結果、ワイヤレス・カープレイ接続が接続法の最右翼として浮上する。
Kashimura・CP/AA ワイヤレスレシーバー(KD-277)
そしてこの度、その最右翼の接続法を「有線カープレイ対応機」でも実行可能とする新機軸アイテムが登場した。それはこちら、「Kashimura(カシムラ)」の『CP/AA ワイヤレスレシーバー(KD-277)』(価格:オープン、実勢価格:7980円前後)だ。
当品をカープレイ対応機にUSB接続することで、スマホのワイヤレス・カープレイ接続が可能となる。当品とスマホとがBluetoothにて繫がり、「カープレイ」に対応するスマホアプリの表示を車載機のモニターに映し出せるようになり、操作も車載機のモニター上にて行える。
かくして、愛用のメインユニットが「有線カープレイ」に対応しているドライバーには、スマホの接続法の有力な新候補が加わることと相成った。興味があれば、当品のチェックをぜひに。
今回は以上だ。次回以降も便利な秀作カーアクセサリーを選りすぐって紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。
¥3,694
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
¥3,073
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