ダンロップ、自動運転社会の安全を支える独自技術「センシングコア」出展へ…CES 2026

ダンロップ(住友ゴム)のCES 2026ブースイメージ
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ダンロップ(住友ゴム工業)は、2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催される世界最大級の技術見本市「CES2026」に、独自のセンシング技術「センシングコア」ブースを出展すると発表した。

【画像】ダンロップ(住友ゴム)のCES 2026ブースイメージ

ブースでは、モビリティ社会の安全を支えるセンシングコアについて、世界で実用化と実装が進む「未来の自動運転社会への貢献」と「技術プラットフォームとしての現在の取り組み」を紹介する。

「未来の自動運転社会への貢献」展示では、ブース内に立ち上がるディスプレイで「物流」「公共交通」「自動車製造」「走行支援」「モビリティサービス」「交通インフラ」という6つの未来の展望を体験できるコンテンツを展示する。

「技術プラットフォームとしての現在の取り組み」展示では、中央のテーブルで2025年8月に買収した米AI ソリューション会社Viaduct社が持つAI技術とセンシングコア技術を組み合わせたフリートサービスや、自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行サービスを手掛ける株式会社T2との技術検証の模様を紹介する。

2026年からはViaduct社のソリューションも加わり、フリート車両向け故障予知サービスをより効率的に推進するとともに、日本や欧州などグローバルでのサービス展開を加速させていく。

センシングコアは、自動運転の普及が進む社会において安全性の向上に寄与し、モビリティの進化と発展に大きく貢献できる技術であると同社は考えている。センシングコアが収集するタイヤ周辺や路面状況のデータは、モビリティの制御に活用されるだけでなく、クラウドを通じて社会の情報と統合される。これにより、より安全で快適なモビリティライフの実現を目指し技術開発を進めている。

プレスブリーフィングは2026年1月6日11時30分から12時まで、当社ブース内で開催される。登壇者は住友ゴム工業の山本悟社長とViaduct社Founder & CEOのDavid Hallac氏。内容はセンシングコアやViaduct社が保有するAI技術を活かしたオートモーティブシステムソリューションの紹介、今後の展望などだ。

《森脇稔》

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