アルカンターラ、自動車内装の最新コレクション発表…3つのテーマで移動を革新へ

アルカンターラの2025年自動車内装コレクション
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イタリアのアルカンターラは、クルマのインテリアに向けた新しい2025年コレクションを発表した。

【画像】アルカンターラの2025年自動車内装コレクション

ドライブは単なる移動ではなく、没入的で個人的な体験と捉えられており、すべての移動を快適かつ自己表現に満ちた特別な時間に変えるデザインが特徴だ。

コレクションは大きく3つのテーマに分かれる。まずCOZYTIQは都市生活者の通勤など日常の移動をリラクゼーションの時間へ変える。柔らかく包み込むような質感とニュートラルな色合いにオレンジのアクセントを加えたデザインだ。

つぎにMESHALIAはハイパフォーマンススポーツをイメージし、軽量素材とパンチング構造で動きを感じさせる。クールでニュートラルな色に鮮やかな挿し色が特徴である。

最後にLUXETICSは鉱石やミネラルのテクスチャーを取り込み、上質な安らぎとラグジュアリーな静寂を表現。深みのある色合いにゴールドやカッパーのアクセントを配した。

アルカンターラ(ALCANTARA S.p.A.)は1972年設立のイタリア企業で、独自技術で高品質マテリアルを生み出している。車内装に限らずファッションや家電など多様な分野で採用される。持続可能性にも取り組み、2009年にはカーボン・ニュートラル認証を取得。イタリア・ミラノに本社を、ウンブリア州ネラ・モントロに生産・研究施設を構える。

今回の2025年コレクションは、伝統と革新、テクノロジーとクラフツマンシップの融合によって、移動という行為自体を新たな価値と体験に変える狙いがある。

《森脇稔》

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