走行しながらポータブル電源を急速充電、最大1000W出力対応の「Alternator Charger」新モデル発売

オルタネーターで発電され、車のバッテリーに蓄えられた電力の余剰分をAlternator ChargerがDC-DCコンバーターを通じて昇圧
  • オルタネーターで発電され、車のバッテリーに蓄えられた電力の余剰分をAlternator ChargerがDC-DCコンバーターを通じて昇圧
  • オルタネーターで発電され、車のバッテリーに蓄えられた電力の余剰分をAlternator ChargerがDC-DCコンバーターを通じて昇圧
  • EcoFlow Alternator Charger Plus 1000
  • EcoFlow Alternator Charger 600

ポータブル電源とクリーンエネルギー技術を手がけるEcoFlow Technology Japanは11月6日、自動車を運転しながらポータブル電源を急速充電できる走行充電器「Alternator Charger 600」および「Alternator Charger Plus 1000」を発売した。

【画像】「Alternator Charger」新モデル

両製品は、市場で高い人気を博している500W/800W Alternator Chargerの次世代製品として、基本的な出力性能や機能性・操作性を大幅に向上している。業界トップクラスの充電速度や新たなソーラー入力機能により、車中泊やロードトリップ、車中泊避難といったシーンの電力ニーズを強力にサポートする。

EcoFlow Alternator Chargerは、車の走行中やアイドリング中に生まれる電力を活用した充電ソリューション。オルタネーターで発電され、車のバッテリーに蓄えられた電力の余剰分をAlternator ChargerがDC-DCコンバーターを通じて昇圧し、車両に負担をかけず安全かつ高出力でポータブル電源に供給する。

EcoFlow Alternator Charger Plus 1000は、最大1000Wの超高出力を誇り、1時間の運転で約1000Whを充電可能。シガーソケット充電と比べて約10倍の出力に相当し、短い移動時間で効率的に電力を確保できる。

また、シリーズ唯一となる最大300Wのソーラー入力機能を搭載し、ソーラーパネルからの電力も合わせて充電可能である。これにより、より柔軟かつエコな充電オプションを提供し、停車中も急速充電を維持する。

さらに、ポータブル電源から車載バッテリーへの逆充電モードなど、バッテリー上がり対策に貢献するモードも備え、従来製品の特長である多機能性を継承している。別売りの「XT60出力ケーブル(600W/1000W品専用)」を使用すれば、他社製品含め幅広いポータブル電源にも利用できる。

500W Alternator Chargerの後継となるAlternator Charger 600は、高い汎用性が特徴。ソーラーパネルの入出力用に広く普及するXT60コネクタを採用した出力ケーブルが標準で付属しているため、EcoFlow製、他社製問わず幅広いポータブル電源に使用できる。

また、Alternator Charger Plus 1000と比較して最大出力が低いため、より幅広い車種に対応する。別売りの「XT150出力ケーブル(600W/1000W品専用)」を使用すれば、逆充電モードやバッテリーメンテナンスモードも使用できる。

Alternator Charger 600およびPlus 1000は、業界初の車載インフォテインメント接続に対応した走行充電器。Apple CarPlayやAndroid Autoを介してEcoFlowアプリを使用することで、カーナビ画面から車載バッテリーの電圧やポータブル電源の充電状況のモニタリング、充電のオンオフやモード切り替えを簡単に行える。

また、ユーザーの声を反映し、誰でもより簡単に扱えるようにケーブルを改良した。さらに、車載バッテリーの電圧に応じた出力の自動調整機能をはじめ、自動車およびポータブル電源双方に対する保護機能も豊富に搭載されており、安心して使用することができるという。

《森脇稔》

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