EVolityは9月11日、環境に配慮した物流施設におけるEV導入・運用を総合的に支援するサービスを開始したと発表した。
本サービスでは、物流施設に必要な設備導入から日々の運用支援までを総合的にカバーし、入居企業の環境負荷低減の取り組みをサポートする。すでに、物流不動産デベロッパー大手の日本GLPが管理・運営する「GLP浦安Ⅱ」へのサービス提供が決定しており、これを皮切りに、さらなる展開を見据えている。
国立環境研究所が公表している「日本の温室効果ガス排出量データ」によれば、2022年度における日本の二酸化炭素排出量のうち運輸部門からの排出量は18.5%を占めており、さらに、その運輸部門の中でも営業用貨物車が21.6%を占めている。近年脱炭素社会の実現に向けた取り組みが加速する中、物流業界におけるCO2排出量削減の重要性が改めて浮き彫りになっている。