メルセデスAMGとアディダスは9月3日、スポーツを通じてパフォーマンスの限界に挑戦するという共通の理念に基づく包括的な協業を発表した。
【画像】メルセデスAMG『コンセプトAMG GT XX』とアディダスの特別仕様シューズ
両社はイタリアのナルドサーキットで記録破りの成果を実証した。メルセデスAMGの新しいAMG.EAパフォーマンスアーキテクチャーをベースとした『コンセプトAMG GT XX』テクノロジープログラムは、電気自動車として25の記録を樹立。7日間13時間24分7秒で総距離4万0075kmを走破した。
数時間後、同じナルドサーキットでアディダスの協力により別の記録が生まれた。シブシソ・クベカ選手が100kmマラソンを5時間59分20秒で完走し、6時間を切った世界初の記録を達成した。競技に参加した5人の選手は、各選手に合わせて精密設計されたアディダスの特別仕様シューズとウェアを着用した。

メルセデスAMGとアディダスの協業は複数のプラットフォームにわたり、モータースポーツとその選手が中心的な役割を果たしている。アディダスは2025年モータースポーツシーズン開始以来、ドライバー陣営とメルセデスAMGモータースポーツ部門を包括的にサポートしている。
記録挑戦に合わせて、両社はコンセプトAMG GT XXの内装にも使用される革新的なラブファイバー・バイオテック・レザー・オルタナティブ製のスポーツバッグを発売する。この素材はリサイクルゴム、植物性タンパク質、バイオポリマーを組み合わせて作られている。
さらに、6種類のランニングシューズの限定コレクションも発売される。黒と赤のカラーリングで展開され、レース対応のアディゼロ・アディオス・プロ4をはじめ、トラック用のアディゼロ・アンビション、アディゼロ・アヴァンティ、アディゼロ・プライムSP4、そして革新的なアディゼロ・プライムX3ストラング、アディゼロ・エヴォSLが含まれる。
