中国のライダー技術企業ヘサイ(Hesai)は、9月9日にドイツで開幕するIAAモビリティ2025において、レベル3自動運転向けの新型長距離ライダー「ETX」を初公開すると発表した。
ETXは、ヘサイ独自のフォトンベクター技術を搭載し、わずか32mmの光学ウィンドウを実現している。この小型設計により、ウィンドシールド内蔵が可能となり、車両の空力性能を向上させながら高性能を維持できる。
ヘサイは欧州の大手ウィンドシールドメーカーのAGCとサンゴバンと協力し、ウィンドシールド内蔵型ライダーソリューションの実用化を進めている。IAA会場では、ETXのライブポイントクラウドを業界で初めて公開展示する予定だ。