ヴァレオは8月29日、中国・上海市北西部の嘉定区の外岡工業団地において、新たな製造施設を開所したと発表した。
この新工場は、ヴァレオにとって中国での発展に向けた重要な節目であり、現地での製造能力をさらに強化し、中国市場と世界でのADAS分野におけるグループの主導的地位を確固たるものにする。
ヴァレオグループのクリストフ・ペリヤCEOは、「ヴァレオは中国の自動車市場をグローバルなイノベーション・ハブとして非常に重視しており、特に上海はSDV、ADAS、電動化技術の世界的なトレンドをリードしている。この新工場の開設は、『Invent with China(中国と共に発明する)』という私たちのイノベーション力を強化するための重要な施策。これは、中国自動車産業の継続的な変革に積極的に参加するという私たちの強いコミットメントと自信を示すもの」と述べた。