プジョーは、8月29日にドイツで開幕するキャンピングカーショー「キャラバンサロン2025」に、商用バン『ボクサーTL』を出展すると発表した。
キャンピングカーのベース車両としての出展となる。
ボクサーTLは、2.2リッター BlueHDiディーゼルエンジンを搭載し、最高出力103kW(140hp)を発生する。トランスミッションには8速オートマチックを組み合わせている。
標準装備として、電動パワーステアリング、独立式運転席・助手席シート、2つのUSBポート、電動調整・ヒーター付きドアミラーを装備する。M+S規格のオールシーズンタイヤにより、年間を通じて安定した走行が可能だ。また、ASRやヒルホルダー機能付きESPにより、トラクションと安定性を確保している。
オプション装備では、右側ドアミラー内蔵のDABラジオアンテナ、フルLEDヘッドライト、トラクション+付きヒルスタートアシスト、回転式キャプテンシートなどを用意。回転式シートにより、キャンピングカーを移動式リビングルームに変身させることができる。
注目すべきは「Co-Driverパッケージ」で、レベル2自動運転機能を提供する。具体的には、ストップ&ゴー機能付きACC、レーンセンタリング、渋滞時運転支援、自動緊急ブレーキ、車線維持支援、交通標識認識、速度制限機能、インテリジェントクルーズコントロール、ドライバー疲労検知機能を含む。
「ビジョンラウンジパッケージ」では、塗装バンパー、ブラックスキッドプレート、コーナリング機能付きフォグライト、ブラインドスポットアシストと後方横断警告、電動格納式ドアミラー、360度パーキングセンサー、デジタルルームミラー、バックカメラ、オートエアコン、ワイヤレス充電、10インチカラースクリーン、フルデジタルメータークラスターが含まれる。