28日の日経平均株価は前日比1円71銭安の3万7722円40銭と4日ぶりに小反落。米国株高、為替円安を背景に、幅広い銘柄に買いが先行。日米長期金利の低下が投資家心理を支えたが、様子見ムードが強まり引けにかけて急速に伸び悩んだ。
27日のニューヨークダウは740ドル高の4万2343ドルと5日ぶりに大幅反発。EUに対する関税の発動延期を好感し、幅広い銘柄に買いが入った。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は反発。電気自動車(EV)のテスラは6.94%高。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が同社の経営に注力する姿勢を改めて示したことが好感された。