環境負荷低減の新内装素材、小型電動モビリティ「mibot」に採用…人とくるまのテクノロジー展 2025に出展

KGモーターズの小型電動モビリティ「mibot」
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日本ポリプロは、5月21日に開幕する「人とくるまのテクノロジー展 2025」に、環境負荷を低減するポリオレフィンを使用した自動車向け内装素材を出展。KGモーターズの小型電動モビリティ「mibot」に採用され展示される。

同社が2025年1月に立ち上げた環境負荷低減ポリオレフィン製品「NOVAORBIS(ノバオルビス)」のラインナップの一つがマテリアルリサイクルポリプロピレン「NOVAORBIS-MR」だ。この素材が、KGモーターズの小型電動モビリティ「mibot」の内装部材材料として採用された。NOVAORBIS-MRがモビリティ部材に採用されるのはこれが初めて。

今回採用された「NOVAORBIS-MR」は、ポストコンシューマーリサイクル(PCR)ポリプロピレンを25%含む環境負荷低減型のポリプロピレン材料。この素材は、KGモーターズが小型モビリティロボットで目指す"持続可能な移動"への理念に一致するものになるという。

日本ポリプロは今後もNOVAORBISという製品を通じて、社会の発展と快適な地球環境の調和を目指したソリューションを提供していく方針だ。

NOVAORBISは、日本ポリケムグループの環境負荷低減活動全般のブランディングシンボルである「HOPE&LOOPP」の具体的施策の一つであり、持続可能な未来を目指すための重要なステップとなる。2025年1月に立ち上げられたこのブランドは、カーボンニュートラル/サーキュラーエコノミーに貢献するポリオレフィン製品として位置づけられている。

《森脇稔》

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