ダイムラートラック、次世代自動運転トラックのテスト開始へ…2027年の実用化めざす

フレートライナー『カスケディア』新型がベースの次世代自動運転トラック
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ダイムラートラックノースアメリカは、子会社のトルクロボティクスに最新の自動運転トラックの納入を開始した。量産を視野に入れて開発を進める。これらのトラックは、昨年発表された第5世代フレイトライナー『カスケディア』をベースにしている。

SAEレベル4の自動運転を実現するため、同社はカスケディアプラットフォームに安全性重視のシステムの冗長性を組み込んだのが特徴。1500以上の工学的要件を特徴として反映し、統合電源ネットワークなど電子制御システムの二重化を行うことで、自動運転システム統合の業界標準を確立しているという。


《森脇稔》

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