フォルクスワーゲングループ傘下のMANトラック&バスは、ドイツ・バイエルン州ニュルンベルク工場でバッテリー生産を正式に開始したと発表した。開所式には同州のゼーダー首相とアイヴァンガー経済相が出席した。
ミュンヘンに本社を置くMANは、今回の生産開始に伴い約1億ユーロを投資したが、さらに今後5年間で1億5000万ユーロの追加投資を行う計画を発表した。この投資により、バッテリー技術の専門知識を深め、付加価値の創出を拡大する。具体的には、複数のモジュールで構成されるバッテリーパックに加え、次世代バッテリー向けに複数のセルを組み合わせたモジュール自体もニュルンベルクで生産する。