セルブスジャパンが運営する自動車レーシングチーム「TGM Grand Prix」は、2025年5月から女性限定のフォーミュラカーレース「KYOJO CUP」に参戦すると発表した。
チームは才能ある女性ドライバー2名を支援し、モータースポーツを通じて正しい競争心を広めることを目指す。
「KYOJO CUP」は2017年に始まった女性限定のレースシリーズで、車両の性能差をなくし、ドライバーの技術を競うことを目的としている。2025年からはフォーミュラカーが導入され、最高250km/hに達する。これにより、ドライバーには高度なテクニックとフィジカルが求められる。
TGM Grand Prixは、モータースポーツ界で女性が活躍できる場を提供することをミッションに掲げている。今回の参戦は、女性ドライバーがその能力を発揮できる環境を整える一助となることを目指している。ゼッケン番号「53」と「55」で参戦し、池島実紅選手と織戸茉彩選手がドライバーを務める。
TGM Grand Prixは、2023年にデビューし、国内最高峰のフォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」で2度のポールポジションを獲得するなど、前人未到のチャレンジを続けている。今後も新たな挑戦を通じて成長を続ける意向だ。
「KYOJO CUP」は、2025年5月から11月にかけて富士スピードウェイで開催される予定だ。