アイシンは、新開発ハイブリッドユニットが、三菱『エクスフォースハイブリッド』に採用されると発表した。エクスフォースハイブリッドは、快適性、実用性、安全性を兼ね備えたスタイリッシュで力強いコンパクトSUVだ。三菱自動車はタイで同モデルを初公開した。
今回採用されたハイブリッドユニットは、アイシンにとって初めてのシリーズ・パラレル方式モデル。三菱自動車との共同開発により実現した。マニュアルトランスミッションの技術を応用したドグクラッチでの切り離し機構を採用することで、走行シーンに応じたモーター走行とエンジン走行の最適な切り替えが可能となった。これにより、車両搭載性を損なうことなく高い燃費・駆動性能を実現している。

この製品は、タイの連結子会社であるAISIN Powertrain(Thailand)CO., LTD.で生産される。これはアセアン地域における初めての電動ユニット生産となり、アイシンは電動化に対するグローバル生産体制構築を着実に推進している。
アイシンは今後も、環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「移動に感動を、未来に笑顔を」の実現を目指す、としている。
