トヨタ自動車の米国部門は、水素社会の実現に向けた長期戦略を発表した。2025年水素・燃料電池セミナーにおいて、同社はカーボンニュートラル達成のためのビジョンと計画を提示し、水素技術の多様な応用例を紹介した。
トヨタの先進モビリティ担当チーフエンジニア、ジェイ・サケット氏は、「水素を持続可能なエネルギー解決策として推進する業界リーダーや支持者との連携を目指す」と述べた。
同社は脱炭素化に向けて、ハイブリッド車や電気自動車に加え、水素燃料電池車も重要な選択肢と位置付けている。特に、重量物輸送など炭素排出量の多い分野での活用を見込んでいる。