SDVの安全性向上へ、STマイクロがHighTecと新ソリューション発表

STマイクロエレクトロニクスとHighTec EDV-Systemeがソフトウェア定義型自動車の安全性強化に向けて協力
  • STマイクロエレクトロニクスとHighTec EDV-Systemeがソフトウェア定義型自動車の安全性強化に向けて協力

STマイクロエレクトロニクスとHighTec EDV-Systeme GmbH(以下HighTec)は、自動車の機能安全性をさらに向上させる包括的な新ソリューションを発表した。

このソリューションにより、セーフティ・クリティカルなシステムの開発期間が短縮され、ソフトウェア定義型自動車(SDV)の安全性向上と低コスト化が可能になるという。

この新しいソリューションは、Rustプログラミング言語をサポートし、ISO 26262 ASIL D機能安全規格に準拠したHighTecのRustコンパイラと、同じ安全性規格の認定を28nmの車載用マイクロコントローラ(マイコン)として初めて取得したSTの「Stellar」を組み合わせている。Rustはその高い安全性と信頼性を持つという特長から、自動車業界で大きく勢いを増している。


《森脇稔》

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