印タタエルクシーと米シノプシス、自動車向け仮想化ソリューションで協業 SDV開発を加速

インドのタタエルクシーと米国のシノプシスが高度なECU仮想化機能によるSDV開発の加速で協業
  • インドのタタエルクシーと米国のシノプシスが高度なECU仮想化機能によるSDV開発の加速で協業

インドのタタエルクシーは、米国のシノプシスと、高度なECU仮想化機能によるソフトウェア定義自動車(SDV)開発の加速で協業すると発表した。

両社は覚書(MoU)を締結し、ソフトウェア定義車両(SDV)における効率的なソフトウェア開発とテストの要となる仮想電子制御ユニット(vECU)の設計・展開を容易にする統合ソリューションとサービスを顧客に提供する。

この協業により、タタエルクシーの組み込みシステムと統合における技術力と、50社以上の世界的な自動車メーカーとティア1サプライヤーが利用するシノプシスの業界最先端の仮想化ソリューションが組み合わされる。これにより開発の複雑さとコストを削減し、ソフトウェアシステムの品質向上と車両生産スケジュールのリスク軽減を実現する。


《森脇稔》

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