中国の自動車メーカーのGACグループ(広汽集団)は、広州市において、新たなバッテリー部品工場の起工式を行った。この新工場の建設は、総投資額は12億元を超える大規模プロジェクトだ。
新工場は2段階で建設され、2026年の稼働を目指している。第1期工事は2026年1月に完了予定で、年間12万5000個のバッテリーケース、20万個の鋼材・アルミニウム接合部品、13万個のボディ部品の生産能力を持つ。第2期では、モジュール化された統合ダイカスト技術の開発に重点を置き、10月には年間10万セットのフロントフレーム生産を計画している。
この新工場プロジェクトは、「ブラックライト工場+インテリジェント製造クラスター」をコンセプトに、124エーカーの敷地に最新の生産拠点を構築する。1万トン級の超大型ダイカスト設備を導入し、複数部品の統合製造を実現することで、コストを40%削減し、重量を20%軽減しつつ、衝突安全性を向上させる。
