新世代の移動型メディア? 55インチ大型ディスプレイ乗せたEVスクーターが街を走る

ディスプレイ搭載EVスクーター「ScootVision」
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ミナトホールディングスのグループ会社のミナト・フィナンシャル・パートナーズ(以下MFP)は、TechVoiceが企画・販売・運営するディスプレイ搭載EVスクーター「ScootVision」の運用を本格的に開始したと発表した。

「ScootVision」は、55インチの高視認性ディスプレイとソーラーパネルを搭載したEVスクーター。3mのコンパクトな車体で、従来のアドトラックでは難しい道路環境でも効果的な情報発信が可能だ。EVスクーターならではの環境に優しく静かな走行が特長で、街中での広告用途はもちろん、イベントや講演会など、さまざまな場面で活用できる。

MFPは、財務・金融等に関するアドバイザリー業務を行うほか、「デジタルコンソーシアム構想」の下、デジタル分野において有望な技術を持つベンチャー企業への投資などを行っている。今回MFPでは2024年12月に「ScootVision」を購入し、2025年2月12日からTechVoiceへのレンタルを通じて本格的に運用を開始した。新世代の移動型メディアとして、新しい市場の可能性を広げていく。

ディスプレイ搭載EVスクーター「ScootVision」ディスプレイ搭載EVスクーター「ScootVision」

「デジタルコンソーシアム構想」とは、デジタル分野での他企業との連携やM&Aを進めることでコンソーシアム(共同体)を形成し、シナジーを創出して企業価値を高めていく構想だ。

ミナトホールディングスは、これからもグループ各社の多様な技術を結集し、社会に価値ある製品やサービスを提供することで、社会に貢献していく。

この新しい移動型メディアの登場により、従来の広告手法に革新がもたらされる可能性がある。環境に配慮しつつ、効果的な情報発信を可能にする「ScootVision」は、都市部での広告展開に新たな選択肢を提供していく。

《森脇稔》

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