中部電力ミライズとENECHANGE(エネチェンジ)は、EV充電事業を運営する合弁会社の設立に関する契約を締結したと発表した。この新会社は、3月10日に事業を開始する予定。
エネチェンジは、吸収分割の方法により同社のEV充電サービス「EV充電エネチェンジ」を新会社に承継する。一方、中部電力ミライズは3月10日に新会社の発行済株式の51%を取得し、両社は持分比率に応じた増資を実行する予定だ。
この提携は、日本政府が掲げる2035年までに乗用車新車販売における電動車の比率を100%とする目標達成を後押しするものとなる。政府は2030年までに公共用の急速充電器を含む充電インフラの数を30万口まで増やし、ガソリン車並みの利便性実現を目指している。