ミライズエネチェンジとe-Mobility Powerは、EVユーザーの中長距離移動における行動変容をテーマにした実証実験「EVおでかけ推進プロジェクト2025」を7月17日から開始する。参加者募集は2025年7月16日より開始した。
本プロジェクト開始前のアンケート調査では、EVユーザーの約40.8%が「EVでの旅行や遠出をためらった経験がある」と回答。特に片道200km以上の距離でためらいが強いことが分かった。また、e-Mobility Powerの急速充電器のビジター利用時に「使い方がわからない」「毎回のクレジットカード登録が面倒」といった声も多く寄せられた。
本プロジェクトは、EVでの中長距離移動に対する心理的ハードルを下げ、日常利用にとどまらない“ちょっと遠出”をより身近にすることを目的としたユーザー参加型の実証実験。急速充電における操作の不安や手間を軽減するため、事前登録のみで期間中スムーズに充電器を利用できる環境を整備。さらに、対象急速充電器の一部期間に割安な特別料金を設定し、利用促進を図る。