スズキが「遠州脱炭素プロジェクト」開始、太陽光発電の余剰電力を活用

アイゼン小沢渡東工場の屋根上に新たに設置された太陽光発電設備
  • アイゼン小沢渡東工場の屋根上に新たに設置された太陽光発電設備
  • アイゼン小沢渡東工場
  • 「遠州脱炭素プロジェクト」のスキーム

スズキ、アイゼン、中部電力ミライズは、静岡県の遠州地域における脱炭素化を目指す「遠州脱炭素プロジェクト」の一環として、初となるオンサイト・オフサイトPPAサービスの運用を開始した。

このプロジェクトでは、部品取引先であるアイゼンの小沢渡東工場(静岡県浜松市)の屋根上に太陽光発電設備(パネル出力は約341kW)を設置。中部電力ミライズが提供するオンサイトPPAサービスにより発電された電力は、アイゼンが自家消費するとともに、休業日などに生じる余剰電力はオフサイトPPAサービスの仕組みを通じてスズキ本社(静岡県浜松市)に供給される。


《森脇稔》

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