スズキのインド子会社のマルチスズキは、多目的バン『Eeco』が発売から15周年を迎えたと発表した。Eecoは2010年の発売以来、120万台以上を販売し、家族やビジネスのニーズに応える実用的な車両として支持を集めている。
マルチスズキのマーケティング・販売担当上級執行役員のパルト・バネルジー氏は、「Eecoは都市部だけでなく、販売の63%を占める農村部でも高い評価を得ている」と述べ、顧客からの信頼に感謝の意を表した。
Eecoは5人乗り、7人乗り、貨物用、乗用、救急車用など13種類のバリエーションを展開している。パワフルな1.2Lアドバンスド K-シリーズ デュアルジェット、デュアルVVTエンジンを搭載したモデルが全体の57%を占める一方、S-CNG技術を採用したエコフレンドリーなモデルも43%を占めており、環境に配慮した燃料オプションへの需要の高まりを反映している。