京都機械工具株式会社(KTC)といえば1950年に創業し、トヨタの搭載工具に採用されたほか、50年代に当時の防衛庁や国鉄から銘柄指定を受けるなど、日本を代表する工具メーカーだ。このKTCが、2025年1月10日から12日に開催される「東京オートサロン2025」の出展概要を発表した。
工具にこだわるプロやDIY派プライベーターはもちろん、モータースポーツファンが楽しめる展示などもあり、幅広い層のユーザーにとって見逃せないコンテンツが揃っている。注目の展示内容を順番にご紹介。
イベントで大人気の『工具ガチャ』が東京オートサロン限定でパワーアップ!新年の運試しにチャレンジしよう

昨年は福袋が大人気だったKTCブースだが、代わって今年はパワーアップした「工具ガチャ」が登場する。前回は福袋やグッズなど、5,000円以上の商品を購入した来場者を対象として提供された工具が当たるかもしれないガチャを、誰でもチャレンジできる形へと変更。

内容はシークレットだが、例年の福袋以上のサプライズが期待できるかも…? KTCの担当者によると「ハズレと呼ばれるものはない、工具メーカーだからこそできる中身ですのでぜひお立ち寄りください!」とのこと。


KTCの工具が当たる『工具ガチャ』は、価格帯別に3種類を設定する。さまざまな工具やツールケースが賞品として準備されており、欲しかったアイテムが思いがけないほどおトクにゲットできるかもしれないチャンスだ。合わせてKTCグッズが当たる『グッズガチャ』も用意され、合計4種類のガチャにチャレンジできる。ブースを訪れたら、ぜひとも挑戦マストなイベントだ!

合わせて好評な「KTCオフィシャルグッズ」の販売も行われる。日常でも使える細々したものから大きな荷物まで収納や持ち運びするのに便利な、各種サイズの折りたたみコンテナやメッシュ収納ケースをはじめ、キーホルダーなどの小物、さらにはプーマやニューエラ、スワンズなどとコラボしたウェアやバッグ、サングラスなど、カーライフでも日常使いでも活躍してくれるアイテムが盛りだくさんのKTCオフィシャルグッズ。ネットショップで気になっていた商品を、実際に手に取って選べるのが嬉しい。
KTCの最高級ブランド『nepros』が30周年!ロゴマークが新デザインへとリニューアル

工具マニアはもちろん、そうでなくても一見の価値ありなのが「nepros(ネプロス)」のブランド誕生30周年を記念した特別展示だ。ネプロスは1995年、KTC創立45周年を機にスタートした同社の最高級ブランドであり、ニュー・プロフェッショナル・サティスファクションの略となる名称を掲げ、強さ・使いよさ・美しさを追求。

理想的な素材やデザイン、高い精度など、技術の粋を投入して性能を極めただけでなく、スキのない鏡面仕上げを施し、所有欲も満たしてくれる逸品が揃う。グリップに漆塗りを施した漆ラチェットや、ゴールドカラーの表面処理を施したネプロス「iPゴールドシリーズ」発売し、話題を呼んだことも記憶に新しい。

発表と同時に鈴鹿サーキット公認工具に認可されたほか、F1のパナソニック・トヨタ・レーシングやWRCのTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ・ガズーレーシング)が使用するなど、要求の厳しいモータースポーツの世界でも支持され、世界一のハンドツールを追求してきたネプロス。その歩みと、30周年の節目にロゴマークを刷新して新たなスタートを切る決意を、つぶさに知ることができるだろう。
FDJで活躍するKazama autoのレクサス『IS500 F SPORT』を展示!ドリフトマシンを間近で見れるチャンスだ

KTCが力を入れている、モータースポーツに関連する展示を今年も実施。パートナーシップを結び、オフィシャルツールを供給しているフォーミュラ・ドリフト・ジャパン(FDJ)へ実際に参戦したマシンが、今回もまたブースを飾る。KTCがスポンサードし、2024年のランキング2位を獲得したケン・グシ選手がドライブする、風間オートサービスのレクサス『IS500 F SPORT』を、間近でじっくりと見ることができる貴重な機会だ。

レースマシンとともに、ブースを華やかに彩るのが、モデルの松本あづささん。シュートボクシングラウンドガールを務めるなど活躍中の松本さんは、2024年に引き続いてKTCブースに参加するが、今回はコスチュームを一新。ファンならずとも目を奪われてしまいそうだ。

KTCブースは、幕張メッセ・中ホールのNo.432。ガチャで年初めの運試しをするもよし、お目当てのグッズをチェックするもよし、工具の知識を深めるも、目の保養をするもまたよし。東京オートサロンへ足を運ぶほどのクルマ好きであれば、満足することは間違いないだろう。
TAS2025限定の「工具ガチャ」で運試し!「KTC」ブースの詳細はこちら