日産自動車は11月20日、英国のゼロエミッション車(ZEV)規制における電気自動車(EV)販売目標の緩和を求める緊急提言を行ったと発表した。これは、最近のEV需要の鈍化により、自動車メーカーが罰則を科される危険性が高まっていることを受けてのものである。
ZEV規制は、自動車メーカーにガソリン車やディーゼル車からEVへの移行を促すために制定された。しかし、当初想定されていたEV需要の急増が続かず、英国自動車工業会(SMMT)の予測では、2024年のEV販売比率は目標の22%に対し18.5%にとどまる見込みだ。