ホンダ『スーパーカブ50』65年の歴史に幕、最終モデルを発表

ホンダ・スーパーカブ50・ファイナルエディション
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ホンダ『スーパーカブ50』が65年の歴史に幕を下ろす。11月1日、最終モデル「スーパーカブ50・ファイナルエディション」を、12月12日から期間限定で受注すると発表した。

スーパーカブ50は、1958年の初代モデル発売以来、低燃費や静粛性、信頼性に優れた4ストロークエンジンを搭載し、ビジネスやパーソナルユースなど幅広い用途で支持を集めてきた。今回のファイナルエディションは、65年に及ぶ歴史に幕を下ろす特別仕様となる。

最大の特徴は、往年のスーパーカブをイメージした「ボニーブルー」のカラーリング。フロントエンブレムやサイドエンブレム、イグニッションキーには専用デザインを施し、リアキャリアやチェーンケース、スイングアームもボディ同色のボニーブルーを採用している。

さらに、メーターリムとマフラーカバーをメッキ仕様とし、シート前部と後部をグレーとしたツートーンデザインを取り入れるなど、特別感を演出している。

スーパーカブ50は、乗り降りしやすい低床バックボーンフレームや自動遠心式クラッチの採用など、使い勝手の良さで評価されてきた。今回のファイナルエディションをもって49ccエンジン搭載モデルの生産は終了するが、原付二種の『スーパーカブ110』は引き続き生産される。

ホンダは、スーパーカブシリーズを今後もロングセラーモデルとして位置づけ、顧客の生活をより豊かにする提案を続けていく。

《森脇稔》

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