メルセデスベンツ『Cクラス』でリコール…最悪の場合に火災のおそれ

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メルセデス・ベンツ日本は9月26日、メルセデスベンツ『C200』と『C200d』にアース配線の組み付け不備があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2022年2月22日から2022年6月8日までに輸入されたメルセデスベンツC200とC200d、2車種、24台。

エンジンルーム内や床下の12V、48Vアース配線において、製造時の組付けが不適切であるため、ボディーアースのターミナルポイントにナットが規定トルクで締め付けられていないものがある。そのため、走行時の振動等で当該ナットが緩み電気抵抗が増加して、発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、エンジンルーム内や床下の12V、48Vアース配線のナットの緩みを点検する。緩みがある場合はアース配線やナットの接触面を点検し規定トルクで締め付けなおす。なお、接触面に損傷がある場合や、周囲に溶損がある場合は、関連する部品も新品に交換する。

不具合の発生、事故は0件。メルセデスベンツのドイツ本社から問題が報告された。

《大矢根洋》

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