ダイムラー・トラックは、ドイツで開幕した「IAAトランスポーテーション2024」で、EVトラックに加えて、水素ベースの駆動技術が重荷物長距離輸送において柔軟かつ高い要求に応える適切な解決策となると発表した。
IAAトランスポーテーション2024では、メルセデスベンツ『GenH2』トラックを展示。この車両は、液体水素を用いた道路貨物輸送の実用性を示すもので、実際の条件下でドイツ全土を1回の液体水素充填で1047km走行した。
厳格なテストトラックおよび公道での試験を経て、メルセデスベンツGenH2トラックは、初期顧客フリートでの日常的な使用に向けた高度な開発段階に達したとしている。ダイムラー・トラックは最近、エア・プロダクツ、アマゾン、ホルシム、イネオス、ヴィードマン&ヴィンツと共に5台のメルセデス・ベンツGenH2トラックの初期試験を開始した。