日産自動車は9月6日、日産が取り組む車載用蓄電池(LFP=リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)の開発および量産が、経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」に認定されたと発表した。2028年度に軽電気自動車から搭載を開始する予定だ。
日産は、日本国内でLFPバッテリーの開発および量産を行なうことで国内の産業基盤を確立し、政府の方針である蓄電池のサプライチェーンの強靭化を図る。同時に、LFPバッテリーを車載する電気自動車を普及させることで、グリーントランスフォーメーション(GX)にも貢献する。
日産の社長兼CEOである内田誠は「日産はユーザーの多様なニーズに対応し、より手頃な電気自動車を提供するためLFPバッテリーを日本国内で開発・量産し、2028年度に軽電気自動車から搭載を開始する予定だ」と語る。現行の軽電気自動車『サクラ』が2022年に導入されており、そのころモデルチェンジのタイミングだが……?