会話型AIを10言語にわたって車載化へ、中国「ジーカー」がセレンスの技術を導入

ジーカー 009 光輝
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米国のセレンスは5月29日、ジーリー(吉利)ホールディンググループの高級電動車ブランド「ジーカー」(Zeekr)が、セレンスの会話型AI技術を10言語にわたって車載化すると発表した。

ジーカーは、車内バーチャルアシスタントに、セレンスの会話型AI技術を統合する。ジーカーは、グローバル展開戦略の一環として、世界中のドライバーのニーズに応えるためにユーザー主導の技術を採用している。この取り組みの一環として、セレンスと協力し、AI駆動のアシスタントを導入する。このプラットフォームは高いローカリゼーションを特徴とし、複数の地域と言語にわたって展開される予定だ。

ジーカーは、スウェーデン、オランダ、アラブ首長国連邦、シンガポール、オーストラリアを含む20以上の国際市場に進出している。右ハンドルモデルの納車は2024年第3四半期に開始される予定。今年末までに50の国際市場での運営を目指している。


《森脇稔》

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