ZF、新エネルギー車向け軽量スタビライザーリンクを中国で量産開始

ZFが新エネルギー車向け軽量スタビライザーリンクを中国で量産開始
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ZFは、新エネルギー車向け軽量スタビライザーリンクの量産を中国で開始したと発表した。これは、新エネルギー車の軽量化需要に対応するため。IPAスタビライザーリンクの軽量化設計で技術的なブレイクスルーを達成したという。

IPAボールジョイントとFRP(繊維強化プラスチック)ロッドの導入により、製品重量をさらに削減し、コストを大幅に最適化した。

IPAボールジョイントは、金属ハウジング、ボールレース、金属エンドキャップを完全プラスチックハウジングに置き換えることで、複数の利点をもたらす。部品数の削減により生産時の管理と組み立てが簡素化され、車両軽量化のための部品重量が削減され、生産プロセスが合理化されて効率がさらに向上する。


《森脇稔》

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