関西電力と東芝エネルギーシステムズは、電気自動車(EV)の使用済み電池を蓄電池システムに活用する実証実験を2023年度冬頃から実施する。蓄電池システムの利活用に関する各種サービスについて検証し、2024年度中に実用化する。
実証では、実設備の運用データの取得・分析に基づいてEV使用済み電池の特性や安全性を踏まえて事業性を評価し、様々な充放電パターンにおける経済性評価も実施する。これによって安全・安心なメンテナンスサービスの提供に向けて検討する。
両社はこれまで、蓄電池劣化診断技術を活用した蓄電池の寿命を予測するアセットマネジメントサービスや、蓄電池システムを常時遠隔監視するスマート保守支援サービスなどを検討してきた。