カーステイ、キャンピングカーブランド「SAny.」発表…フィールドスタイルジャパン2023

SAny.の第一号「ブラウンズウイック」
  • SAny.の第一号「ブラウンズウイック」
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カーステイは愛知スカイエキスポで開幕するフィールドスタイルジャパン2023(5月20、21日)に先駆け、19日、同会場でメディアや関係者向けにキャンピングカーブランド「SAny.(サニー)」の立ち上げを発表した。

カーステイは、車中泊使用の車両と車中泊スポットのシェアサービスなどを提供する「バンライフ」のプラットフォームを展開。今回、独自のキャンピングカーブランドを新たに立ち上げることで事業を拡大する。

国内旅行や訪日外国人が回復などにより、2023年1月からゴールデンウイークの期間の同社のキャンピングカーシェアと車中泊スポットのサービス利用者は過去最高を記録。今後、更なる需要の増大が見込まれることから、登録車両台数の増強とともに、オリジナルブランドの設立で、独創的なキャンピングカーの製造やレンタル、販売に注力する。

お披露目の場となるフィールドスタイルジャパン2023は、アジア最大級のアウトドアとクルマ、遊びの総合展示イベント。会場にはSAny.のモデル車両を含め多数のカーステイ登録車両を展示した。

SAny.の第一号は「ブラウンズウイック」と名付けられた。カトーモーター社製の「フォーシーズン」をリノベーションしたもので、トヨタ「ハイラックス」をベースとしたキャブコンだ。

レイアウトは対面のダイネットに2口コンロやギャレーなどを備えた、シンプルで使いやすいもの。電子レンジを後方の天井に格納するなどし、広々とした空間を生み出しているのが特徴だ。

リノベーションではボディをアースカラーに全塗装。天井や床、棚などを刷新し、トイレを備えたマルチルームはクローゼットへと変身した。照明はLEDに変え、シート生地も全体の雰囲気とマッチしたものになっている。

自然に溶け込み、海や山を眺めながらゆったりと非日常の時間を楽しむのにピッタリなイメージだ。

このクルマは同社のカーシェアに登録され、レンタルすることができる。また、同ブランドでは、今後、完全オリジナルのモデルの開発も予定している。

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