大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は4月25日、中央線用の新型車両400系の運行を6月25日から開始すると発表した。
400系は20系更新車の置換えと他路線へ転用する24系の補充として登場する新型車両で、6両編成23本が導入される。当初は4月の運行開始を目指していたが、「運行に向けた車両の試験の中で機器の調整に時間を要した」として2か月程度伸びることになった。
車体は宇宙線をイメージした斬新な「乗って楽しい」ものとなり、基本的にロングシート車だが各編成1両はクロスシート車に。付帯機能として、車両モニタリング装置や学習・予測制御付き空調装置、2024年度に計画されている自動運転を視野に入れた指令所とのデータ伝送装置などを備える。
なお、運用については「駅の混雑など安全上の観点から公開しません」としている。