メルセデス・ベンツ日本は2015年のデビュー以来、絶大な人気を誇るベストセラーSUVモデル『GLC』初のフルモデルチェンジを発表。新型GLCは様々な最新技術の採用により、ダイナミックなドライビング特性の獲得や安全性・快適性の向上が実現し、新たなSUVとして生まれ変わった。
◆オフロード性能の向上でダイナミックなドライビングを可能に
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新型GLCは、スイッチ1つでエンジンやトランスミッションの特性を切り替えることができ、その中の「OFFROAD」モードを選択することで雪道や悪路での走破性を高めることが可能となる。「DSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)」も備えており、急な下り坂での安定した走行をサポートする。
また、「トランスペアレントボンネット」機能も採用されており、メディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を仮想的に映し出すことができる。これにより、進路上にある大きな石や深い窪みなどの障害をいち早く確認することができる。
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加えて、新開発の「オフロードスクリーン」では、コックピットディスプレイおよびメディアディスプレイに情報や操作スイッチ類、さまざまな機能を分かりやすく配置することができる。コックピットディスプレイには、車両の傾きや路面の勾配、詳細な位置情報のほか、車速、エンジン回転数が表示される。メディアディスプレイには、周辺地形におけるGLCの現在の姿勢やフロントホイールの操舵角などが表示される。これにより、オフロード走行に関連する全ての運転機能を1つの画面で簡単に操作することが可能となる。
◆最新の技術によりドライバーを徹底的にサポート
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新型GLCには、Sクラスに搭載される最新の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」を採用している。一般道での安全運転支援はもちろんのこと、高速道路での運転支援機能も装備される。機能の一つである「アクティブレーンチェンジングアシスト」では、高速道路走行時にウィンカーを出すだけで自動で車線変更を行うことが可能となっており、安全性の向上やドライバーにかかる負担の軽減に大きく寄与する。
さらに、対話型インフォメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」により、車両の様々な機能を対話式音声認識などによって直感的に操作することが可能となっている。また、タッチスクリーンやハンドルのタッチコントロールボタンなどからも操作が可能となっており、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることができる。
◆マイルドハイブリッドシステム「ISG」によって燃費向上
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新型GLCには、197PSを発生する2.0Lのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジンが搭載される。そして、エンジンとトランスミッションの間に配置されるマイルドハイブリッドシステム「ISG」は、スムーズな加速感と、燃費の向上を実現する。加えて、1速から9速までの変速比幅が広い「9G-TRONICオートマチックミッション」を採用することでエンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現する。
初のフルモデルチェンジを行った「GLC 220 d 4MATIC(ISG搭載モデル)」は、3月16日(木)より予約注文の受付を開始しており、3月下旬ごろより順次納車を予定している。メーカー希望小売価格は820万円となる。