JR北海道は2月28日、H100形一般型気動車で停車中にホームと反対側のドアが開くトラブルが発生していたことを明らかにした。
これは2月27日13時20分頃、長万部13時29分発倶知安行き普通列車でホーム側のドアを開いた際に発生。運転士がドアを閉めてからトラブルを報告している最中にも再度開いたという。
幸い、約20人の乗客にけが等はなかったが、函館本線長万部~倶知安間では当該列車を含む2本が運休し、約60人に影響が出た。
JR北海道では電気的な信号トラブルが原因ではないかと見ているが、詳細は調査中で、その結果を踏まえ必要な対策を取るとしている。
H100形では、2月22日に釧路運輸車両所のH100-55が仕業検査切れのまま547.2kmを走行するトラブルが発覚したばかりだった。