日経平均株価は前日比103円94銭高の2万5820円80銭と反発。前日の大発会に反落し、昨年3月15日以来およそ9カ月半ぶりの安値となっただけに、米国市場の反発、円高一服を背景に買戻しが入った。しかし、金融政策の先行き不透明感から上値は限定的だった。
4日のニューヨークダウは133ドル高の3万3269ドルと3日ぶりに反発。中国経済の回復期待から景気敏感株や消費関連株が買われた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続への警戒感から様子見ムードが強かった。
外国為替市場での円高基調から収益下振れ懸念が浮上しているが、この日は円高一服で自動車株はほぼ全面高。