デビュー50周年記念・村上もとか展…『JIN - 仁 -』、『龍 - RON -』、『赤いペガサス』

デビュー50周年記念・村上もとか展(弥生美術館)
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マンガ家の村上もとかのデビュー50周年を記念し、東京の弥生美術館で作家の半世紀の軌跡をたどる展覧会「デビュー50周年記念 村上もとか展~『JIN - 仁 -』、『龍 - RON -』、僕は時代と人を描いてきた。~」が開催されている。原画や原稿のバネルを見ることができる。

幕末医療ロマン『JIN - 仁 -』、『侠医冬馬』、日中近代史を壮大なスケールで描いた『龍 - RON -』、剣道『六三四の剣』、クライミング『岳人列伝』、少女マンガ史『フイチン再見!』など、様々なジャンルを手がける実力派マンガ家だ。

ベテラン読者にはF1の『赤いペガサス』やバイクレースの『熱風の虎』など、作家本人言うところの“タイヤもの”が印象的だろう。

展示に際しては村上もとか自身に取材し、本人セレクトによる名場面集、制作の裏側に迫った作品解説などが非常に興味深い。展示を見ると、キャリアのかなり初期から画風が確立しており、高い技術力を持つことがうかがえる。いっぽうで、メジャーデビュー前の作品には永島慎二風の絵で描いたSFもあり、意外だ。

9月25日まで。


《高木啓》

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