独自の電源供給システム「メビウスシステム」で、車中泊にも、移動オフィスにも快適に使用できるバンコン、ケイワークス「オーロラスタークルーズ クラシックバン」。名古屋キャンピングカーフェア2022でも多くの来場者がチェックしていた。
オーロラスタークルーズ クラシックバンはトヨタ「ハイエース」がベース。ボディサイズの設定は複数あるが、会場で展示されたのはワイドボディ・ミドルルーフのもの。取り回しに優れ、駐車場の確保も比較的しやすいサイズだ。
一番の見どころは「メビウスシステム」。100Ahリチウムイオンバッテリーと20A走行充電器、25A外部電源充電器、40A MPPT ソーラーコントローラー、310Wソーラーパネル、2000Wインバーターを組み合わせた内容。FFヒーターなら20時間、49L冷蔵庫なら34時間を目安に連続使用でき、電子レンジも余裕で対応する。ノートパソコンなら使用時間の目安は43時間というから、移動オフィス用にもバッチリだ。
室内は「クラシック バン」の名にふさわしく、ワイルドな木目調でアメリカンな雰囲気を漂わせる。内装はこのほかに複数のパターンを用意しており、オーナーの好みに合わせた変更ができる。
メインベッドはフルフラットで1800×1120mm。就寝定員は2人。オプションのポップアップルーフを付ければ、さらに大人2人が寝られる。ポップアップルーフの耐荷重は200kgの設計。防寒インナーをオプション設定する。
他の多くのケイワークスの車両同様に家具は国産ハンドメイド、防汚加工のファブリックシートはベルギー製のものを採用。跳ね上げ対策としてオリジナルリーフスプリングを備えるなど、走行時の快適性も高めている。
また、ケイワークスのブースでは、トレーラーも展示。「トレイル ワークス」シリーズでは、トランスポーターあり、大人6人が寝られるキャンピングトレーラーあり、と多彩なバリエーションを提案していた。