ベントレーの新デザイン初採用、『バトゥール』…W12エンジンは最終章へ[詳細写真]

ベントレー・マリナー・バトゥール
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ベントレーは8月21日、「モントレー・カー・ウィーク2022」に合わせて開催したシグネチャー・パーティーにおいて、『マリナー・バトゥール』(Bentley Mulliner Batur)を初公開した。

マリナー・バトゥールは、ベントレーのビスポーク(オーダーメイド)部門の「マリナー」の最新作だ。マリナー・バトゥールは、マリナーの専用モデル『バカラル』の後継車として、18台が限定生産されるが、発表の時点で完売している。

また、マリナー・バトゥールには、ベントレーの新しいデザイン言語を初めて採用する。このデザイン言語は、ベントレーの将来のEVにも導入される予定だ。マリナー・バトゥールでは、ベントレーを象徴するフロントグリルが、今まで以上にそそり立ったデザイン。ヘッドライトは、現行ベントレー車とは異なる新デザインだ。展開可能なスポイラーの両側に配置されたテールライトには、ヘッドライトのデザインが反映されている。

マリナー・バトゥールは、ベントレー史上、最強のパワートレインを搭載する。直噴6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力740ps、最大トルク102kgmを獲得した。ベントレーが電動化へと移行する中で、W12エンジンの終焉が近づいている。W12の引退を前に、そのパフォーマンスは最高レベルに引き上げられた。バトゥールは、W12エンジンの花道を飾る車両として、相応しいという。


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《森脇稔》

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