GMの純利益21%減、半導体不足が生産に影響 2022年上半期決算

GMの米国本社
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  • GMの米国ミシガン州工場で生産されているシボレー・ボルトEV
  • GMのアーリントン工場

GM(General Motors)は7月26日、2022年上半期(1~6月)決算を発表した。増収・減益となっている。

同社の発表によると、売上高は717億3800万ドル(約9兆8130億円)だった。前年同期の666億4100万ドルに対して、7.6%増と増収を維持した。

一方、2022年上半期の純利益は、46億3100万ドル(約6335億円)だった。前年同期の58億5800万ドルから、21%の減益となっている。

増収は新車価格の上昇によるもの。そんな中で減益となったのは、世界的な半導体不足の影響により、生産台数が減少したためだ。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「過去1年間、半導体不足などのプレッシャーにもかかわらず、強固な業績を達成してきた。キャッシュフローを改善するために、コスト削減を含む積極的な措置を講じている」と述べている。


《森脇稔》

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