「こんなに楽しいeバイクがあったんか!」と思わず叫んでしまうほど、疲れを感じずどこまでも走っていける e-bike に出会ってしまった。いまロードバイク人気ブランド全米ランキング第1位、全米トップシェアを誇るトレックの最新軽量シティe-bike『FX+ 2』2023モデルだ。
7月22日に国内販売が始まったばかりのこのトレックe-bike FX+ 2 は、S・M・Lの3サイズあるうち、Mが17.69kgと軽量。ママチャリの電動アシスト自転車をイメージしていると、驚くほど軽いとまず感じる。軽量アルミフレーム&フォークを骨格とし、ダウンチューブ内に250Whのバッテリーがインチューブ内蔵されている。
◆左手親指で+-ボタンを押してモーター駆動

気持ちいい加速をアシストしてくれるモーターは軽量パワフルな250W40Nmリアハブドライブ(G2ハブドライブモーター)。とまるときは前後のShimano RT26 6-bolt 160mm 油圧式ディスクブレーキで、両手を軽く引くと思い通りになめらかに止まってくれる。
「トレックが他社メーカーと違う点のひとつは、ペダルやシート、ペダルなど、ライダーと触れる部分までも自社開発(Bontrager)部品を装備しているところ」というその左グリップ内側に、電動アシストLEDリモコンがつき、運転中に左手親指で+-ボタンを押してモーターアシスト量を直感的に5段階にわけて走らせる。
◆「モーターを回すためにペダルを踏む」という新感覚
実際にトレックe-bike FX+ 2 に乗ってみると、ペダルを最初に踏み込んだときからモーターが違和感なくなめらかにアシストする。アシストするというよりも、大げさにいうと「モーターを回すためにペダルを踏んでモーターをスイッチONする」という感じで、どこまで走っても両脚に負担はなく、電動バイクをペダリングしているような感覚に。
ただアシストは24km/hまで。それでも、これまでの電動アシスト自転車とはまるで違う“走り”に驚くはず。航続距離は、1回の充電で最大67km。箱根駅伝でいえば、東京・大手町のスタート地点から、3区走者が4区走者へタスキを渡す平塚中継所(神奈川県平塚市)まで1回の充電で行けるというイメージ。そんなトレックe-bike FX+ 2 の気になるプライスは、公式サイトで32万4500円。
◆トレック直営店 池袋店が7月22日オープン

7月22日のトレックe-bike FX+ 2の国内販売と同じ日、26店舗目のトレック直営店「TREK Bicycle 東京池袋東口店」がオープン。六本木ヒルズ店、名古屋星が丘テラス店、大阪梅田店などの直営店につぐ最新ショップ&ファクトリで、東京都内の直営店としては5店舗目。
初心者からベテランライダー、トレックファンなどが集う新拠点では、通勤通学に最適なクロスバイクや、本格的なサイクリングを楽しめるロードバイク、そして今回のトレックe-bike、キッズバイクなどを幅広くラインナップ。分割金ゼロや自転車購入後の無料点検サポートなど、直営店独自のサービスも用意し、トレック社製以外のスポーツ自転車のメンテナンスにも対応してくれるのもうれしい。
もちろん試乗もOK。この新たにオープンする池袋店では、画像のトレック新型 e-bike FX+ 2 の試乗車(Mサイズ)を1台、国内で初めて用意。今回紹介した FX+ 2 をいち早く試乗したいという人は、いま池袋店へ。
また、TREK Bicycle 東京池袋東口店のオープンを記念し、7月22日から24日までの3日間は、六本木ヒルズ店、東京青山店、東京神保町店、東京昭島モリタウン店を含めた東京都内の5店舗で、オープニングフェアを開催。一部対象の直営店オリジナルアパレルを特別価格で販売するほか、来店+トレック公式 LINEに登録しアンケートに答えると、オリジナルミニサコッシュがもらえるという。