ルノーの欧州電動車販売比率が36%に、ハイブリッドは87%増 2022年上半期

ルノー・アルカナ の「E-TECH」(欧州仕様)
  • ルノー・アルカナ の「E-TECH」(欧州仕様)
  • ルノー・キャプチャー の「E-TECH」(欧州仕様)
  • ルノー・クリオ ( ルーテシア に相当)の「E-TECH」(欧州仕様)

ルノー(Renault)は7月12日、2022年上半期(1~6月)の欧州における電動車(EVとPHV、ハイブリッド車)販売比率が、前年同期に対して10ポイント増加し、36%に到達した、と発表した。

ルノーは、電動化市場における急速な変化に対応し、ヨーロッパでの地位を強化している。新世代の電動パワートレインの「E-TECH」(EV とPHV、ハイブリッド車)搭載車が、その役割を担う。

E-TECHのうち、ハイブリッド車は上半期、欧州で5万9000台を売り上げ、前年同期比は87%増と伸びた。ハイブリッド車の販売比率は、『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)で22%、『キャプチャー』で25%、『アルカナ』で59%に到達する。

欧州向けアルカナの「E-TECH 145」の場合、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、リチウムイオンバッテリーを組み合わせる。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力145hpを発生する。

E-TECHのハイブリッドパワートレインでは、市街地走行の最大80%をEVモードで走行することが可能だ。市街地走行ではエンジン搭載車に比べて、燃費を最大40%向上させるという。


《森脇稔》

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