函館-札幌間の特急『北斗』に運休が相次ぐ 6月29日の鉄道運行情報

『北斗』だけで運用されている振子式のキハ281系。16時以降は札幌17時52分発『北斗19号』で運用されるが、6月29日は運休が決定している。
  • 『北斗』だけで運用されている振子式のキハ281系。16時以降は札幌17時52分発『北斗19号』で運用されるが、6月29日は運休が決定している。

6月29日も大雨の影響でJR北海道の一部線区で運行見合せが発生している(情報は14時55分時点のもの)。

宗谷本線名寄~稚内間、留萌本線(深川~留萌)、石北本線上川~遠軽間の特急を除く列車が終日運休となっているほか、函館本線長万部~函館間では黒岩~山崎間で河川が増水していることから普通列車の部分運休や全区間運休が相次いでおり、大雨の影響は6月30日未明まで続く模様だ。

また特急で16時以降に始発駅を発車する列車では、函館~札幌間の『北斗17・19・20・21・22号』、稚内→札幌間の『宗谷』、旭川→網走間の『大雪3号』が全区間運休する。

5時6分に発表された気象庁からの情報によると、6月30日までの24時間で北海道内では120mmの雨量が予想されており、函館~札幌間系統を中心に今夜一杯注意が必要だ。

なお、6月28日に大嵐(おおぞれ)~小和田(こわだ)間で落石発生を知らせる警報装置が作動した飯田線だが、現在は通常運行に戻っている。

《佐藤正樹》

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