クアルコム、次世代の電力線通信デバイスを発表…EVをスマートグリッドに統合

V2G(イメージ)
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クアルコムは5月24日、電気自動車(EV)の普及を支援し、EV車充電ステーションの通信ニーズに対応するよう設計された、次世代電力通信(PLC、powerline communication)機器「QCA7006AQ」を発表した。

QCA7006AQは、スマートグリッド上の電気機器の双方向通信を支援し、電気自動車とグリッドとの間のエネルギーフローを管理するデバイスだ。

QCA7006AQは、すでに多くのEVの車載充電ユニットと充電ステーションで普及し、定評を得ているQCA700Xファミリーの新製品だ。EVの電池を地上の電力線網の蓄電池とみなす、ビークル to グリッド(V2G)で多用されているHomePlug Green PHY (HPGP) 通信規格に準拠している。

QCA7006AQによって、グリッドと家庭との間で流れる電気エネルギーの方向とタイミングを管理し、EVを電気料金自動決済システムに統合できるようになる。

QCA7006AQの量産は2022年第4四半期の早い時期に開始される予定だ。サンプルは入手可能。


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《高木啓》

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