フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は5月4日、2022年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は183万0517台。前年同期比は22.8%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
2022年第1四半期の市場別販売は、最大市場の中国が75万3587台。前年同期比は23.8%減とマイナスに転じた。中国を含めたアジア太平洋地域でも、22.4%減の82万4573台と2年ぶりに前年実績を下回る。
また、北米は第1四半期、前年同期比26.7%減の16万0271台と、2年ぶりに減少した。このうち米国は、前年同期比30.1%減の11万5056台と、2年ぶりに前年実績を下回った。
欧州は、前年同期比19.4%減の78万1212台と減少傾向にある。このうち、地元ドイツも5.3%減の23万4163台と、3年連続で前年実績を下回った。
フォルクスワーゲングループの2021年の世界新車販売台数は888万2000台。前年比は4.5%減と、2年連続で前年実績を下回った。半導体不足の影響を受けたという。